・離婚で子供と地元に戻ることになった。
小学生の子供のいる家庭の引っ越しで早めに手続きしたいのが転校手続きです。
手続きが遅れると子供が新しい学校生活に不安を感じたり、欠席扱いになってしまう可能性もあります。
今回は県外の小学校に引っ越す場合の転校手続きについて紹介します。
県外の小学校への転校手続きの基本的な流れ
県外の小学校に転校する際の手続きは、3つのステップを踏む必要があります。
以下では、その基本的な流れについて詳しく説明します。
②転出手続き
③転入手続き
在学中の学校への報告
まず、在学中の小学校に転校の意向を伝えることから始めます。
担任の先生や校長へ転校理由を伝え、必要な手続きを進めます。
この際、学校側からは
・教科書給与証明書
を発行してもらうことになります。
これらの書類は、転校先の学校で必要となるため大切に保管しておきましょう。
転出手続き
次に、転出手続きを行います。これは現在住んでいる市区町村の役所で行います。
具体的には、住民票の転出届を提出します。転出届を提出すると転出証明書が発行されるので、それを新しい住所地の役所に提出します。
また、転居届も必要となりますので、同時に手続きを進めるとスムーズです。
転入手続き
最後に、転入先の手続きを行います。転居先の市区町村役所で転入届を提出し、住民票を取得します。
その後、転入学通知書を学校から受け取り、新しい小学校へ提出します。
これで、転校手続きが完了します。事前に該当する自治体や小学校の要領を確認しておくと、手続きがスムーズに進みます。
必要書類
県外の小学校に転校する際に必要となる書類は複数あります。これらの書類は早めにそろえておきましょう。
具体的には、
・教科用図書給与証明書
・転入学通知書
の3つが重要な書類となります。
それでは、それぞれの書類について詳しく説明します。
在学証明書
この証明書には、子どもが今在籍している学校名や学年、在籍期間が記載されており、転校先の新しい学校での手続きに必要となります。
特に県外への転校の場合、この在学証明書がないと転入手続きが遅れることがありますので、早めに準備しておきましょう。
教科用図書給与証明書
この書類は、現在の学校で子どもが使用している教科書がどのようなものであるかを示す書類です。
転校先の学校では、これに基づいて適切な教科書の補充や新しい教科書の配布が行われます。
この書類も在学証明書と同様に、現在の小学校で発行してもらう必要があります。
これらの書類をきちんと揃えることで、転校手続きをスムーズに進めることができますので、しっかり確認して準備するようにしましょう。
転入学通知書
転入先の教育委員会からの転校先指定を受けた後、「転入学通知書」が交付されます。
転入学通知書に指定日が記載されているので、指定日までに手続きを終えましょう。
メモ
転校手続きのタイミング
ここからは転校手続きの適切なタイミングを紹介します。
最適な手続きの時期
県外の小学校に転校する際の手続きは、できるだけ余裕を持って行うことが重要です。
特に、小学生の場合は新しい環境に早く慣れるためにも、転校先の学校が開始する前にすべての手続きを完了させるようにしましょう。
一般的には、新学期が始まる少なくとも一ヶ月前に手続きを開始するのが理想的です。
手続きの期限に注意
転校手続きには多くの市町村や小学校で期限が設けられています。
特に県外に転校する場合には、
↓
新しい住民票と転入学通知書を取得
↓
転校先へ提出
する必要があり、全ての書類を揃えるまでに時間がかかることがあります。
そのため、手続きの期限を確認し、必要なステップを事前に把握しておくことが求められます。
急な転校手続きに必要な期間
父親の急な転勤などで転校になる場合ですが、書類の発行手続きにかかる時間は学校によって違います。
また引っ越し先が決まらければ、住民票の異動ができません。
急に転校が決まったら、早めに学校側に連絡して、いつ頃書類がそろうのか確認するようにしましょう。
転校にベストなタイミング
もし、転校の時期を選ぶことができるなら春休みがおススメです。
春休み中の引越しであれば、子供の負担も最小限にできますし、新学期からのスタートであれば、学校行事にもすべて参加できますし、友達も作りやすいです。
転校後のフォローアップ
新しい学校への適応サポート
県外へ転校することは、小学生にとって大きな変化です。
新しい学校に早く適応できるよう、以下2点が重要です。
・転校先の先生に子どもの性格や学習状況について伝えておく
以上により適切なサポートを受けることができます。
転校後早期の段階では、学校生活の悩みや困ったことを聞いてあげることも大切です。
さらに、新しい友達を作る手助けとして、放課後の友達付き合いの機会を積極的に設けると良いでしょう。
学用品は早めに準備
転校先に小学校によっては学用品が指定されている場合があります。
揃ってなくても転校はできますが、子供の不安を少しでも取り除くためにも登校初日までには用意してあげた方がいいでしょう。
メモ
引っ越し業者は早めに
引越し予定日が決まったら、転校の手続きと並行して引っ越し業者を決めましょう。
繁忙期や直前だと、どの業者も空きがなく依頼できない可能性もあります。
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まとめ
今回は県外の小学校への転校手続きについて紹介しました。
県外転校の手続きをスムーズに進めるためには、以下の確認リストを活用すると便利です。
手続きの確認リスト
①現小学校への転校の報告
②在学証明書と教科用図書給与証明書の取得
③市役所での転出手続きと新しい住民票の取得
④新しい小学校への転入手続きと転入学通知書の提出
⑤必要に応じて編入試験の準備と受験
これらのステップを順に踏むことで、手続きが滞りなく完了することを目指しましょう。
私立の小学校への転校を検討している場合は、手続きが異なる場があるため、早めに学校側に確認するようにしましょう。
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