引越しでよくあるのが、引越し先で現在使っている洗濯機が入らないことです。
一人暮らし用の賃貸物件や古い団地などに引っ越す際に起こるトラブルです。
この記事では引越し先で洗濯機や冷蔵庫が入らない理由と対処法について紹介します。
引越し先で洗濯機が入らない5つの理由
玄関を通らない
洗濯機が大きすぎて玄関のドアを通らないことがあります。そのため、事前に洗濯機のサイズを確認し、玄関の幅と比較しておくことが大切です。
階段が狭い
階段が狭かったり、踊り場にスペースがなかったりすると、洗濯機を運ぶのが難しくなることがあります。
だから、洗濯機のサイズと階段の広さを比べて、洗濯機が通るかどうかを事前に確認しておきましょう。
エレベーターが小さい
エレベーターの内部寸法が洗濯機や冷蔵庫のサイズよりも小さい場合、エレベーターを使って運ぶことができません。
このような場合、事前に寸法を確認し、引越し業者に相談することが必要です。
洗面所までの通路が狭い
洗面所や台所の入り口が狭くて入らないことがあります。
その場合、ドアを取り外したり、ドア枠を一時的に外したりすることで対応できます。また、小さいサイズの洗濯機を選ぶのも一つの方法です。
洗濯パン(防水パン)が小さくて設置できない
洗濯パンのサイズが小さく、洗濯機が入らない場合もあります。
タテ型の洗濯機であれば、ほとんど問題ありませんが、大型のドラム式洗濯機の場合は洗濯パンからはみ出たり、かさ上げが必要な場合があります。
かさ上げすると蛇口にあたってしまう場合もあるので、事前に寸法確認が必要です。
ドラム式洗濯機の場合は↓の画像を参考に寸法を測ってみてください。
■洗濯パンの寸法
(出典:パナソニック)
■設置面からの高さ
(出典:パナソニック)
ドラム式洗濯機のドアを開けない
ドラム式洗濯機は、設置できるスペースだけでなく、ドアを開くスペースも必要です。
またドアが右開きなのか、左開きなのかによっても違います。
↓の画像は一般的なドラム式洗濯機の寸法です。
(出典:パナソニック公式HP)
洗濯機が入らない場合の解決法
小さいサイズに買い替える
現在使っている洗濯機が入らない場合は、小さいものに買い替える方法もあります、ただし、買い替えの費用がかかってしまいます。
ニトリや無印には一人暮らし用の洗濯機が販売されているので、こちらもチェックしてみてください。
ドアや窓を取り外す
洗濯機を搬入するために、ドアや窓を一時的に取り外すことができます。
ドアの取り外しは比較的簡単ですが、窓を取り外すには専門的な技術が必要なことがあります。
そのため、引越し業者にお願いすることも考えてみましょう。
引越し業者に依頼する
洗濯機の搬入が難しい場合、引越し業者に頼むのが最も安全な方法です。
引越し業者は、複雑な状況でも洗濯機を安全に運ぶ方法を熟知しているため、安心して効率よく作業を進めてもらえます。
引越し業者に洗濯機の運搬を依頼する
引越し業者は、洗濯機の運搬において豊富な経験を誇る専門家です。
安全かつ確実な運搬方法を徹底的に熟知しており、万が一の故障や破損が起きた際にも、迅速かつ適切に対応できます。
さらに、もし高層階への搬入が必要な場合でも、窓やバルコニーからのクレーン車を使った作業にも対応しています。
引越し業者の選び方
荷物の運搬をすべて依頼するのか、洗濯機のみ依頼するのかは荷物の量にもよりますが、業者によっては洗濯機のみでも高くなる可能性があります。
そのため、見積もりサイトを利用して複数の業者に見積を依頼するのがおススメです。
特に繁忙期ほど、料金が高くなりがちなので見積サイトの利用は必須でしょう。
洗濯機のみ引越し業者に依頼する方法はこちらの記事も参考にしてください↓
利用すべき見積もりサイト
見積サイトはいくつかありますが、大手から地域の中小業者まで参加している見積サイトがおススメです。
引越し業者のタイミングや得意不得意によっても、見積もりが変わってくるからです。
以下の2つはCMでおなじみの大手から地元密着の中小業者が参加していて、どちらも無料で利用できるので、使いやすい方を選んでみるといいでしょう。
まとめ
今回は引越し先で洗濯機が入らない理由と対処法について解説しました。
設置場所の関係で入らない場合は買い替えを検討、搬入経路の関係で難しい場合は引越し業者に依頼するなど買い換え料金と引越しの見積を比較するといいでしょう。
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