引越しの荷物、自力で運べないのは洗濯機だけ。
引越しの荷物が少ない場合、洗濯機だけ業者に運んでもらうことは可能なのでしょうか?
またどのような業者に依頼するのがベストなのでしょうか?
今回は引越しで洗濯機のみの運搬を依頼する際の方法と洗濯機を自力で引越し先まで運ぶ場合の注意点についても解説します。
引越しで洗濯機だけ運搬する方法とは?
引越し業者に依頼する
洗濯機のみの引越しは、引越し業者に依頼できます。
引越し業者によっては単身者向けのお得なプランもあり、料金は時期や距離によって異なるため、見積もりを取って確認しましょう。

また、洗濯機の取り外しができない場合、別途作業料金がかかることがあるため、見積もり時に確認することをおすすめします。
1社だけでだと、割高になったり、対応していない場合があるので、見積もりサイトを利用して複数の業者に確認しましょう。
見積を取るにおススメのサイトはこちら↓
宅配業者に依頼する
引越しで洗濯機だけを運ぶなら、宅配業者も利用可能です。
例えば、ヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」などがあります。このサービスは荷物ごとに料金が決まるため、通常の引越しより安くなることがあります。
洗濯機の設置や撤去を依頼するとオプション料金がかかることがあるので、事前に確認して料金をチェックしておきましょう。

赤帽に依頼する
引越しで洗濯機のみの運搬を依頼するなら赤帽に依頼する方がお得な場合があります。
赤帽は多くの人に引越し業者として知られていますが、実際には「軽自動車運送協同組合」という団体です。
簡単に言うと、軽自動車で荷物を運搬する個人事業主たちのグループですね。
洗濯機だけを運ぶ場合、赤帽では軽トラックを使って対応します。料金は距離と作業時間に基づく「距離制運賃料金」で決まります。
そのため、赤帽は短距離で荷物が少ない引越しに最適で、洗濯機の運搬にも非常に便利です。
処分する
引越しを機に洗濯機を処分をするのもいいでしょう。
洗濯機の運搬費用を節約できますので、洗濯機が古い場合は引っ越し先で買い替えた方がいい場合もあります。


洗濯機の家電リサイクル料金は2,530円かかります。
詳細は「家電リサイクル券センター」HPで確認してください↓
洗濯機を自力で運ぶ場合の注意点
先ほど紹介した業者に依頼する方法ではなく、自分で運ぶのを考えている人も多いと思います。
自分で運ぶ際の注意点を解説します。
洗濯機の水抜きをする
洗濯機の水抜きは、給水ホースや排水ホースに残った水を取り除く作業です。
引越し時に水抜きをしないと、運搬中に水漏れが発生し、荷物や床が汚れる恐れがあります。
引越し前日に水抜きを行うと良いでしょう。所要時間は30分~1時間で、縦型とドラム式では方法が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
2人以上で運搬する
洗濯機の重さによっては男性1人でも運ぶことは可能です。
ただし、洗濯機を壁にぶつけたり、つまずいて転倒するリスクがあるため、必ず2人以上で運搬するようにしましょう。
特にドラム式の洗濯機は80キロ以上の重さがあるため、1人で運ぶのは危険です。
洗濯機の大きさによってはレンタカーが必要
ワンボックスカーや軽バン・軽トラックでなければ、洗濯機を自家用車で運ぶのは難しいと思います。
その際は、知り合いから積載可能な車を借りるか、レンタカーを用意する必要があります。
下の表は洗濯機の運搬に便利な軽バンのレンタル料金です。
ニッポンレンタカー | 日産レンタカー | トヨタレンタカー | |
6時間まで | 5,940円 | 6,374円 | 6,160円 |
12時間まで | 7,150円 | 7,628円 | 6,600円 |
24時間 | 8,360円 | 9,091円 | 8,580円 |
引越し先までの距離によって必要な時間が変わってくると思うので、あくまでも目安ですが、もしレンタカーを借りて運べるのであれば業者に依頼するより安く済むでしょう。
洗濯機をトラックや軽バンに載せる方法
車に載せる際は、必ず縦向きに積み、動かないようにしっかり固定してください。
本体はマットや毛布で包むと、衝撃を和らげることができます。軽トラックの荷台に積む場合は、雨に濡れないように注意しましょう。
まとめ
今回は引越しで洗濯機のみの運搬を依頼する際の方法と洗濯機を自力で引越し先まで運ぶ場合の注意点について解説しました。
業者に依頼する場合
・引越し業者に依頼する
・宅配業者に依頼する
・赤帽に依頼する
自力では運ぶ際は、業者に依頼するより費用を抑えることができます。
洗濯機を運搬可能な車が必要なため、知り合いに貸してもらうか、レンタカーを利用しましょう。
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